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Progress in Earth and Planetary Science

日本語Abstract

Review

Space and planetary sciences

201608201608

極端地磁気誘導電流のレビュー

片岡 龍峰,Ngwira C

Extreme geomagnetically induced currents

Kataoka R, Ngwira C

Geomagnetically induced currents, Magnetic storms, Auroral substorms, Sudden commencements, Solar energetic particles

地磁気誘導電流の警報フレームワーク

大振幅の地上磁場変動dB/dtに関する関連論文のレビューを行い、観測された極端なdB/dtの値や太陽風パラメタ、理論的なdB/dtの上限値などに基づいて、地磁気誘導電流の警報フレームワークを提案する。大振幅dB/dtは、遅い環電流(RC型)、速いオーロラ電流(AE型)、過渡的な急始(SC型)の3種類に分類できる。磁気嵐の発達を表すDst指数で-300、-600、-900 nTと大規模になるにつれて注意報、警報、緊急警報というレベルを設定することで、それぞれのAE型dB/dtの上限値は、2000、4000、6000 nT/minとなる。太陽プロトン現象の発生時は、Dst指数によらずSC型dB/dtの過渡警報が設定され、その上限値は低緯度で40 nT/s、高緯度で110 nT/sとなる。

日本語原稿執筆者:片岡 龍峰(国立極地研究所)
(敬称略)