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Progress in Earth and Planetary Science

日本語Abstract

Review

Atmospheric and hydrospheric sciences

201410201410

非静力学正20面体格子大気モデル NICAM: 概要および開発

佐藤正樹,富田浩文,八代尚,三浦裕亮,小玉知央,清木達也,野田暁,山田洋平,五藤大輔,沢田雅洋,丹羽洋介,原政之,大野知紀,伊賀晋一,荒川隆,井上孝洋,久保川陽呂鎮

The Non-hydrostatic Icosahedral Atmospheric Model: Description and Development.

Satoh M, Tomita H, Yashiro H, Miura H, Kodama C, Seiki T, Noda A, Yamada Y, Goto D, Sawada M, Miyoshi T, Niwa Y, Hara M, Ohno Y, Iga S, Arakawa T, Inoue T, Kubokawa H.

Global non, hydrostatic model, Icosahedral grid, Global cloud-resolving simulations

上段:正20面体格子の例。左から格子分割レベル 3, 4, 5 (水平格子間隔約 893, 446, 223 km)。

下段:NICAM 870 m メッシュ (格子分割レベル 13) 計算による雲分布 (Miyamoto et al. 2013 による)。

本論文では、非静力学正20面体格子大気モデルNICAMに焦点を当てて、全球非静力学モデルの開発に関してレビューする。最近開発されたスーパコンピュータを用いて水平格子間隔約1kmの超高解像度全球大気循環のシミュレーションを実行した。このような超高解像度のシミュレーションは、この目的のために開発された準一様格子構造をもつ非静力学方程式系の全球大気モデルによって実行される。本レビューではNICAMの力学・物理コンポーネントそれぞれの開発について記述し、データ同化の手法、NICAMに関連した数値モデル、および現在までのNICAMに関係する研究の科学的概要についてまとめる。

日本語原稿執筆者:佐藤 正樹(東京大学 大気海洋研究所)
(敬称略)